いびきを止める方法

様々なことが原因で起こるいびき。ではいびきを止めるにはどんな方法があるのでしょうか。いびきは咽喉の空気の通り道が狭くなると起こる現象です。いびきを治す方法としては、通り道を広くすることが重要になります。

仰向けでいびきをかく人は、横向きで寝てみてください。それだけでいびきを止める効果として十分です。また枕の高さを変えてみるのも方法としてはいいですね。最近では鼻にテープを貼って鼻腔を広げる物も、ドラックストアで見かけます。

いびきをかく人の大半は、口呼吸で寝ているのです。鼻腔拡張テープを貼ることで鼻の通りがよくなり、自然に鼻呼吸で睡眠をとることができます。そうするといびきを直すことができます。様々な手を使ってもいびきを止めることが出来ない場合は、「いびき外来」の診察をお勧めします。

睡眠時無呼吸症候群と診察された場合は呼吸器をつけて睡眠をとる場合もあります。呼吸器をつけるといびきを止めるだけではなく、深い睡眠をとることができます。いびきを止める方法は様々なので、専門医に相談してみるのもいいですね。

いびきは睡眠を妨げています。いびきを改善して、快適な睡眠生活を送りましょう。いびきをかいているときは余りよく眠れていません。いびきを改善しないと寝不足状態になってしまうのです。

脳波を分析してみても、いびきをかいているときは疲れがとれるような深い睡眠は得られていないのです。どんなに長い時間寝てもいびきを改善しない限り、疲れを取ることは出来ないのです。いびきをかく人の２〜3割は、病的な睡眠時無呼吸をもっていると言われています。

睡眠時無呼吸が高血圧、心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病の大きな原因になっているとも言われています。いびきを改善することは、病気の改善にも繋がっているのですね。いびきを改善しないと仕事にも支障が出てきます。

睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害を持っている人の15％の人が、交通事故の経験があるという調査結果も出ています。たかがいびきと思いがちですが、いびきを改善しないと病気や事故に繋がることも少なくありません。いびきを改善して、健康生活を過ごしましょう。