いびきの認識

毎日一緒に寝ている人がいる場合、いびきには気を付けなければなりません。それは自分がかく場合も、相手（彼氏、彼女、夫、妻など）がかく場合もどちらも同じです。いびきは一緒に寝ている相手に対して少なからず不快感を与えるものですので、それが原因で仲がこじれる事がないよう注意が必要です。まず自分がかく場合ですが、これはまず自分で認識する事が第一です。

相手がいびきをかいている事に困っていてもなかなか言い出せない人もいます。まずは遠慮せずきちんと聞く事が大事です。そして自分のいびきがわかったら、改善するよう心掛けましょう。生活習慣を変えてみたり、治療用品を活用するのもいいですし、酷い場合には病院できちんと治療を受ける事も必要です。

次に相手がかく場合。これも自分の時と同じようにまずは相手に伝える事が第一です。但しそれを言うタイミングと言い方に注意が必要です。確かに自分が迷惑に思っていると嫌な言い方になってしまうかもしれません。ですがそこは感情を抑え、相手が傷つかず、理解してくれる状況の時に言うようにしましょう。

自分の不満をぶつけているのではなく、相手を気遣っているという事を分かってもらう事が大事です。これはいびきの事に関わらず、どのような問題に対しても同じです。何か問題があった場合、言い合う事では本来伝えたい事がうまく伝わらないものです。感情的にならず話し合いで解決する事が良い関係を保つ秘訣と言えるでしょう。

いびきの音を聞いてみましょう。いびきの音は人それぞれです。でも自分のいびきの音を聞いたことがある人は、そう多くないと思います。いびきの音で、自分のいびきの種類がわかったら…自分のいびきの音がただの疲れから来ているのか、深刻な病気からきているのか。

一度自分のいびきの音を聞いてみましょう。友達や家族にいびきを録音してもらうのが一番ですが、それが難しい人は「いびき外来」に行けば、自分のいびきを録音してもらえます。

なんだか恐い気もしますが…自分のいびきの音を聞いて、呼吸が止まっていたらそれは危険信号です。睡眠時無呼吸症候群は、数分呼吸が止まっている人もいます。気が付かなければ、車の運転中に無意識に睡眠に陥り大きな事故に繋がりかねません。

過去に睡眠時無呼吸症候群の人が引き起こした交通事故は、多数あります。車の事故だけではなく、新幹線の運転手のケースなどもありましたね。自分のいびきの音を聞いて、呼吸が止まっていないか確認してみましょう。